数字には「ビジネス」の結果が如実にあらわれます。これからのビジネスでは、それを読み取る力を得ることが求められます。
数字に向き合えば、サロン経営が劇的に変わります。今回のコースでは、数字への向き合い方を学べます。数字を見ると、世の中のこと、サロンのこと、さらに、自分の置かれている状況が分かります。
昔から、数字は苦手と思いこんでいる美容師さんは大勢いらっしゃるのではないでしょうか。しかし、いざ、商売を始めると、「数字」は商売の結果を表す、最も重要なものになります。
数字は嘘をつきません。
私は、このコースを通じて、皆さまの経営の一助となることを願い、これまでのコンサルティングノウハウと熱量を持って、お伝えしていきたいと思います。
勘だけに頼るのはNG
皆さんは、感性でビジネスをされる方々だと思います。私も「感性こそモノを言う」と信じている側の人間です。しかし、経営コンサルタントという仕事を通じて、「勘だけに頼るのはNG」であることに深く気づきました。
それを的確に伝えて行かなければならないと感じております。
美容室ビジネスにおいて、「最低限おくえておく数字」というものがあります。
転ばぬ先の杖だと思って頂き、このコースを受講していただければと思っております。
特に、これから経営幹部や店長になられる方、独立して、お店を経営しようと思っておられる方々には、必須のコースであると思います。
損益計算書を見て、どうすればよいか、分かるようになります。
損益計算書は、どうやって店が儲けているのかが、一目で分かるものです。美容室業界特有の数字がありますので、どのようにすれば、粗利益が出やすいのか、給与や家賃はどれくらいが適正なのかが分かり、自信を持って経営に打ち込めるようになり、無駄な動きがなくなります。
貸借対照表の数字の意味合いが分かり、将来どうしていくのかの判断材料になります。
貸借対照表は、経営幹部や店長があまり目に触れないもので、経営者になっても理解できないことが多いです。 それでは、金融機関などからの信頼も失いかねないので、その知識を補充していきます。

売上の分解をして、どう行動すれば売上が上がるのかが分かります。
コンサルの現場で使っている、「現状目標差異分析シート」を活用して、客数・客単価の具体的な上げ方を知ることができます。
Example Curriculum
- 経営の4つの要素 (3:24)
- コースの目次 (3:39)
- 1.数字は生きていくうえで欠かせない教養である。 (3:06)
- 2.美容室の市場規模ってどれくらいなのか? (9:18)
- 3.数字で読み解く、美容室業界の現状。 (4:36)
- 4.人口と店舗数で見る、どの地域が出店しやすいのか!? (2:00)
- 5.世の中の一般的なお給料と美容室はココが違う。 (3:58)
- 6.「割り算」が分かれば、数字力はまず合格。 (4:21)
- 7.行動の目標と数字の目標はいつもワンセット (3:57)
- 8.マーケティングリサーチについて (34:43)
- 9.ターゲットの設定について (12:22)
- 10.本質+α とは (16:12)
- 11.損益計算書の基本 (9:06)
- 損益計算書、貸借対照表の入力について
- ※損益計算書・貸借対照表 財務分析エクセル ダウンロード
- 金融機関からの借入金返済猶予について
- 1.儲かっている?儲かっていない?を知る、損益分岐点売上高 (1:39)
- 2.図での説明(固定費と分岐点) (1:38)
- 3.図での説明(変動費) (2:50)
- 4.損益分岐点比率とは(損益の目安) (2:08)
- 5.まずは、自社の「固定費」と「変動費」を出してみる。 (2:13)
- 6.損益分岐点売上高を計算してみる (3:18)
- 7.損益分岐点売上高の式を使って、目標売上高を決める (2:33)
- 8.事例での演習 (3:46)
- 9.さらに2つの事例で見るリアルな損益分岐点計算の活用法 (5:45)
- 10.損益分岐点となる「客数」を知る (3:09)
- 11.損益計算書以外に、現金の流れを管理する必要性 (3:49)
- 12.資金繰り表を作ってみる。(2~3か月先を知る。) (3:46)
- 12のエクセル 資金繰り表(例)
- 1.「安心度合い」を調べておく (1:52)
- 1-1 貸借対照表とは (3:08)
- 2.貸借対照表の構造を料理にたとえて言うなら。 (2:56)
- 2-2 数字が書いてある位置の意味を知る (2:37)
- 3.家計簿に似ている!?貸借対照表。 (5:15)
- 4.お金をどう使ったのか、そのお金はどこから調達したのか。 (2:31)
- 4-1 「貸方」の用語を覚える (4:25)
- 5.自店の財務の状況を今すぐチェック! (3:12)
- 5-1 「収益性」の勉強 (1:48)
- 6.お店が調達したお金を使って、どれだけ利益を上げるのか? (3:41)
- 7.昨年に比べ、どれだけ成長している? (3:26)
- 8.どれだけ倒産しにくいか。 (5:32)
- 9.大きければ大きいほど良い、自己資本比率。 (3:24)
- 10.固定比率と長期固定適合率を知る (4:22)
- 11.生産性と効率性 (6:11)
- 1.儲けを出すために、まず、利益の構造を知る。 (7:38)
- 2.数式が導く、客単価を挙げていくコツ。 (2:57)
- 2-2 客単価の分解の中身 (3:30)
- 2-3 客単価を上げる5つの行動の実感 (3:15)
- 2-4 メニュー単価のアップ (10:13)
- 2-5 複合メニューの時間単価がなぜ大切か (3:25)
- 3.商品ご購入へと導く、着実な仕掛けづくり。 (4:11)
- 3-2 インストアマーチャンダイジングの式を理解しましょう。 (5:12)
- 4.POPはお客様の視線動線に配慮する。 (7:14)
- 5.店販を増やすには、カルテ管理をしっかり。 (2:52)
- 5-2 店販の基本原理(セールスファネル) (5:21)
- 5-3 3Cでサービスや商品に魅力をつける (8:51)
- 5-4 質問を考える (3:21)
- 5-5 掘り起こしと当てはめ (5:48)
- 6.メニュー数の豊富さとカウンセリングの精度がカギを握る。 (6:43)
- 7.カラー客比率&パーマ客比率アップに大いに役立つ「数字力」 (5:59)
- 8.勘に頼るのは、危険。商品のライフサイクルは数字で見極める。 (5:10)
- 1.美容室経営で一番大切な「客数」について考える。 (8:57)
- 2.20対80の法則のように、上位のお客様を大切に。 (13:16)
- 3.来店周期を4日短くし、売上高を1%アップさせる。 (7:25)
- 4.来店周期を短くする「未来カルテ」 (6:53)
- 5.失客原因を突き止める。 (9:44)
- 6.新規顧客のリピート率を上げる (17:54)
- 7.有効カルテ枚数を増やせば、ほぼ自動的に売上は上がる。 (8:29)
- 8.インターネットでの集客について (10:02)
- 9.ポスティング・折り込みチラシ (6:48)
- 10.プロモーションミックスの例 (8:53)
- 11.効果的な店頭の看板 (4:01)
- 12.ランディングページ(商品を区切った小さなホームページ)とリスティング広告 (4:22)
- 13.売上管理(なんとかしやすいものから取り組む) (6:43)
- 14.目標数字の分解の仕方 (9:02)
- 15.分解の見本と客単価の分解 (11:21)
- 16.来店客数は変えず、パーマ客数を増やした例 (2:50)
- 17.中間チェックの方法 (9:38)
- 18.中間チェックシート (4:53)
経営で大切な要素4つのうちの1つが、経営の数字の分析です。
経営で大切な要素は、「ミッション・ヴィジョンの策定と浸透」「チームワーク力のある組織の構築」「戦略・マーケティングの実行」「利益管理能力の育成」の4つがあります。
この中で、最も重要なのは、「ミッション・ヴィジョンの策定と浸透」ですが、このビジョンを実現するためには、お金が必要です。それを管理する能力を養うことは、ビジョンを着実に実現するための基礎になります。
私の経験から、美容室経営で、最低限押さえなければならない数字の学習をここに詰め込みました。
ビジョンを実現し、従業員とお客様を幸せにするためにも、しっかり勉強していただきたい内容です。